「小1の壁」と呼ばれる子供が小学1年生になるとき、ワーママが直面する厳しい選択があります。
ワーママとして仕事をこのまま続けるか、退職するかという問題です。
実際ワーママが退職したあとに後悔することを解説した上で、どんなことで退職を決断できたのかについても説明していきます。
小1の壁に悩み、退職を迷っている人に参考になりますので、最後まで見てください。
小1の壁で退職したワーママが後悔したことは?
小1の壁で退職したワーママが後悔したことは以下の通りです。
- キャリアを手放したことへの後悔。
- 自尊心に大きな影響。
- 社会とのつながりを失ったことへの後悔。
キャリアを手放したことへの後悔
キャリアを手放したことへの後悔をした人は具体的に以下のような気持ちになる傾向があります
- 長年培ったキャリアを手放したことで、自分の専門性やスキルを活かせる場所がなくなった寂しさを感じた。
- 仕事に誇りを持ち、それがアイデンティティの一部だったため、手放すことで自分を見失った感覚に陥った。
- 経済的な自立が難しくなり、収入を得ることで得られていた生活の安心感が失われ、経済的な不安を感じた。
- 仕事を通じて得られる達成感や職場での人間関係など、充実感を失ったことを後悔した。
小1の壁にぶち当たるワーママは、ちょうどキャリアが育ってきている最中の人も多いです。そのため、キャリアを手放すことへの負担は特に大きいでしょう。
仕事がうまくいっている人ほど、その重荷を感じることがあると思います。自分で築き上げてきたものが無駄になったという感覚があるのかもしれません
自尊心に大きな影響
自尊心に大きな影響がある人は具体的に以下のような気持ちになる傾向があります
- 退職を選んだことで、長年にわたり培ってきたスキルや経験を生かす場が失われ、自尊心に大きな傷をつけた。
- 自己評価が低下し、自信を失い、自己否定的な感情になる。
- スキルや経験を活かすことで得られる達成感や満足感も失われ、自己の存在価値を見失うこともある。
スキルや経験を活かせる場がなくなると、自信が失われやすくなります。
また、仕事での達成感や満足感も得られなくなることが、自尊心に大きな影響を与えます。
社会とのつながりを失ったことへの後悔
社会とのつながりを失ったことへの後悔をする人は具体的に以下のような気持ちになる傾向があります
- 退職により急に社会的なつながりがなくなり、自分が孤立したような感覚に陥った。
- 社会的なつながりが失われることで、自己の社会的アイデンティティを失ったと感じた。
- 社会とのつながりを通じて得られる情報や知識も失い、自分が社会から取り残されたように感じた。
退職により、家庭に専念する生活に移行すると、環境が大きく変わります。
以前は人々との交流や社会の情報収集が楽しいと感じていた人にとっては、孤立感を感じることがあるかもしれません。
また同僚とのコミュニケーションが息抜きになっていた人にとっては、話し相手がいなくなり、孤独を感じることもあるようです。
退職を決断できた理由は?
小1の壁でワーママが退職を決意出来た理由は以下の通りです。
- 子供の成長を見逃したくなかったから。
- 親の支えが必要だと感じたから。
- 仕事と家庭の両立が難しく、子供に十分な時間を割けないと感じていた。
子供の成長を見逃したくなかったから
子供の成長を見逃したくなかったという理由については具体的に以下のような気持ちになる傾向があります
- 子供の成長は一瞬一瞬で、その瞬間は二度と戻ってこないと思ったから。
- 忙しさに追われる中、子供の成長の一部を見逃してしまうことがあった経験から、もう見逃したくないと思った。
- 「小1の壁」と呼ばれる時期は、子供が新しい生活に適応し、自我を形成する重要な時期だからそばにいたい。
- 子供と一緒に過ごす時間は、親子の絆を深める大切な時間であり、その時期を見逃すことは避けたい。
保育園時代では送り迎えが忙しかったママは子供が1年生になっても同じように忙しいです。
そんな中、どんどん成長していく子供を見過ごしていないか心配になるママは多いです。
親の支えが必要だと感じたから
親の支えが必要だと感じたからという理由については具体的に以下のような気持ちになる傾向があります
- 小学校入学後は、新しい学習課題に直面し、家庭での学習サポートが重要となる。
- 子供が新しい環境に適応する際には、不安やストレスを感じることがあり、親が感情的なサポートを提供する必要があると感じた。
- 子供の日々の変化を見ることで、子供の思考や感情を理解し、適切なサポートを提供できると感じたから。
保育園児から小学生に変わる時期は本人にとって本当に肉体的・精神的負担が大きいのは事実です。
その時期にママは本当に心配になると思います。私が家にいたらずっと見守れるのに・・・と思った人も多いと思います。
仕事と家庭の両立が難しく、子供に十分な時間を割けない
仕事と家庭の両立が難しく、子供に十分な時間を割けないという理由については具体的に以下のような気持ちになる傾向があります
- フルタイムの仕事を持つと、子供との時間が制約される。
- 仕事が忙しいと、学校から帰ってきた子供との時間を確保することが難しくなる。
- 仕事と家庭の両立は精神的、肉体的な負担をもたらす。
宿題や外で遊びたい子供の欲求。仕事で疲れて帰ってきてから小1の子供との時間を確保することは難しくなります。
学童の利用をしている子供であれば、迎えに行く時間が保育園時代と変わらないのに、宿題を見てあげる時間まで確保しなければなりません。
子供・ママともに落ち着いて向き合うためには、必要だと退職を踏み切る人も多いです。
小1の壁で退職したワーママが良かったことは?
退職に踏み切ったママが、良かったことは以下の通りです。
- 退職して良かったと感じる点は、子供との時間が増えたこと。
- 子供の成長を一瞬一瞬見逃すことなく共に過ごせた。
- 子供が学校で何を学び、どのように成長しているかを直接見守ることができた。
- 自分自身の時間を確保し、新たな趣味を見つけたり、自己啓発に取り組む時間が持てた。
退職後、子どもとの時間が増え、成長を見逃すことなく過ごせていることや、ママが安心して子供を学校に送り出せることが実感できているようです。
子供に「おかえり」を言えることがなによりも嬉しい!という人も多いです。
まとめ
退職の決断は簡単ではありませんが、それは個々の状況と価値観によって異なります。
退職を考えている人は、仕事と子供を天秤にかけて考えるかもしれませんが、非常に難しい問題で、少しでも自分に納得した形で決めることをお勧めします。
後悔することを事前に分かっていれば、対処できる可能性もあります。
このまま仕事を続ける方も、退職を決意する方も、子供のこともたしかに大切ですが、子供優先ではなく自分自身のことも大切に考えてくださいね♪
読んでいただき、ありがとうございました!
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