子供の習い事についての悩みは尽きません。
ピアノやサッカー、ダンス、ゴルフなど、いずれも練習が欠かせない習い事ばかりです。
しかし、自宅で全く練習しない・・・「やる気がないなら辞めてもいいよ?」と言うと「辞めたくない」と返す子、結構いますよね?
練習を嫌がるのに続けたいという子供の心理は、親には理解しがたいものです。
今回は、子供の考え方と、それに対する親の適切な対応方法について解説します。
習い事の練習しないのに辞めたくないという子供の心理とは?
- 楽しさの追求
- 達成感の追求
- 自己肯定感の維持
楽しさの追求
子供たちは習い事を通じて新しいことを学んだり、友達と遊んだりと楽しみを見つけます。
練習は時々難しくてつまらなく感じることもあるので、子供たちは練習を嫌がりながらも楽しみを失いたくないと思うことがあります。
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親の立場から見ると、学校で友達と遊ぶ機会があるのだから、習い事でわざわざその機会を作らなくても良いのではと思うかもしれません。
しかし、子供にとっては習い事が好きな居場所となっていることもあります。
達成感の追求
習い事をすることで、子供は自分の能力を試す機会を得ます。
新しいことができるようになったり、上手くなったりすると達成感を感じます。
でも、その達成感を得るためには努力と時間が必要です。
そのため、子供たちは練習を避けつつも達成感を失いたくないと思うことがあります。
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コツコツと練習するのが苦手な子もいますが、ピアノの発表会やサッカーの試合などで感じる達成感はあるかもしれません。
親としては、お金を払っている以上、しっかり習得して早く成果を出してほしいと思うかもしれませんが、子供には子供のペースがあります。
自己肯定感の維持
習い事は、子供が自分に自信を持つための方法でもあります。
習い事を通じて自分の価値を感じ、自信を持つことができます。
しかし、練習を避けることで自信が揺らぐのを恐れているかもしれません。
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先生やコーチと一緒にいるときは自信を持って取り組めるのに、一人で練習すると上手くいかず、できないところばかりが気になって自信を失ってしまう子もいます。
親のすべきこととは?
- 理解を示す
- 目標設定
- 練習の楽しさを見つける
- 練習の習慣化
- ポジティブなフィードバック
理解を示す
まずは子供の気持ちを理解し、その感情を否定しないことが重要です。
子供が習い事を続けたい理由を尋ね、その気持ちを尊重することで、子供は自分の立場を理解してもらえると感じるでしょう。
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習い事を続けたい理由や練習が嫌な理由をどんな理由であっても受け入れる態度を持つことが大切です。
子供の味方という立場は忘れずに、良い方向を見つけていきましょう。
目標設定
子供が習い事に対して目標を持つことで、練習に対するモチベーションが高まるかもしれません。
一緒に具体的な目標を立て、その達成方法を一緒に考えることが有効です。
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目標を考える際には、「小さな目標」をまずは決めていきます。小さなステップにすることで子供は達成感を感じやすく、また習慣化しやすくもなります。
練習の楽しさを見つける
練習が苦痛に感じられる場合、その原因を見極め、解決策を考えることが重要です
一緒に新しい練習方法を試してみると良いでしょう。
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ゲーム感覚で練習することや、タイムを計測したり、ポイントをつけたりすることで、子供は達成感を感じやすくなります。
また、家族の前で披露する機会を増やすことでみんなに成果を認められることで自己肯定感を上げることが出来ます。
練習の習慣化
練習を日常の一部として定着させることで、練習が自然と行われる習慣が身につくかもしれません。
一緒に練習のスケジュールを立て、それを実行することを励ましましょう。
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練習の進捗状況を記録することで、こんなに練習をした!というも達成感やモチベーション維持にもつながります。
ポジティブなフィードバック
子供が練習したり、少しでも上達したときには、積極的に褒めることで、子供の自信と練習への意欲を引き出すことができます。
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小さな変化にも気を付けてみてあげましょう♪少しでも良くなった場合は大きく褒めてあげることでやる気を出します。
まとめ
子供が習い事の練習を嫌がりながらも辞めたくないという心理は、自己成長と達成感を求める一方で、そのための努力や時間投資に抵抗を感じていることを示しています。
親としては、子供が楽しみながら成長し、習い事を続けられるよう、適切なサポートとガイダンスを提供する必要がありますね
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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